目次
カラーバス効果とは
特定のことを意識し始めると、そのことに関する情報が目に入りやすくなる気持ちを活用
- 特定のことを意識し始めると、そのことに関する情報が日常の中で目に入りやすくなること
- 例えば、ある色を意識すると、その色の物が周りにたくさんあるように感じること
- これは、脳が自分に必要な情報を無意識に取捨選択して認識する仕組みによるもの
- カラーバス効果を利用すれば、自分が欲しいものや目標に近づくための情報を集めやすくなることがある
- しかし、カラーバス効果によって偏った情報に囚われたり、見落としたりすることもあるので注意が必要
事例１ 意識しているニーズや関心事にあわせる
新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅勤務やオンライン会議が増えたとします。この場合、ユーザーは自宅で快適に仕事ができるような商品やサービスに興味を持つ可能性が高くなります。そのため、そのような商品やサービスを提供する企業は、そのメリットや使い方などを広告やSNSなどで積極的に発信することで、ユーザーの注意を引くことができます。
事例２ 特定のキーワードや色などを意識させる
あるブランドの服を着ている芸能人の写真を広告に使うとします。その写真には、そのブランドのロゴやキャッチコピーなどが入っています。この場合、ユーザーはその写真を見た後、街中でそのブランドのロゴやキャッチコピーを見かけると、無意識にその広告を思い出すようになります。その結果、そのブランドに対する興味や好感度が高まり、購買意欲が増す可能性があります。
事例３ 新たなアイデアや発見を提供するようなコンテンツ
ある商品やサービスの使い方や活用法を紹介する動画やブログなどを作成するとします。そのコンテンツには、ユーザーが普段気づかなかったり、知らなかったりするような情報やヒントが含まれています。この場合、ユーザーはそのコンテンツを見ることで、その商品やサービスに対する関心や好奇心が高まります。また、そのコンテンツを共有したり、コメントしたりすることで、その商品やサービスに関する口コミや評判が広がります。